令和3年度ITストラテジスト試験の過去問解説連載です。
この記事では午前2 第21問を解説します。
問21:グラフ(図)の特性に関する問題
利用者とシステム運用担当者によるブレーンストーミングを行って、利用者の操作に起因するPCでのトラブルについて、主要なトラブルごとに原因となったと思われる操作、利用状況などを拾い上げた。トラブル対策を立てるためにブレーンストーミングの結果を利用して原因と結果の関係を整理するのに適した図はどれか。
ア 散布図
イ 特性要因図
ウ パレート図
エ ヒストグラム
イ 特性要因図
ウ パレート図
エ ヒストグラム
解説
ア 散布図
散布図とは、あるデータについて2種類の項目を縦軸と横軸にとって、該当する座標に打点(プロット)するグラフのことです。その2種類の項目にどのような相関関係があるのかを見るときに使います。
イ 特性要因図
特性要因図はフィッシュボーン図とも呼ばれ、現在見えている結果(特性)とその結果をもたらすことに影響を与えた原因(要因)を図示したものです。最終的に魚の骨のような形のグラフになることが多い図です。
ウ パレート図
パレート図は、棒グラフと折れ線グラフの組み合わせで表現される図で、ある着目した項目を分析するときによく使われます。図面の作成方法が総務省統計局作成のサイトに解説されています。
エ ヒストグラム
ヒストグラムとは、データの区間を区切り、その値を棒グラフ状に表現する図です。度数分布を視覚的に捉えやすくするというメリットがあります。
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