バイクを売却したときの話〜ネットの一括査定で売却額が5割増しになった件〜

車・バイク
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うぃくとです。現在はとある車を所有しているのですが、昔はバイクを所有していました。プロフィールでも少しだけ触れているのですが、バイクを手放して車に乗り換えています。

この記事では私の経験をもとに、バイクをより高く売ること、労力をかけないで対応することに着目してお話します。結論だけ見たい人は「まとめ」を見てください。

手放すまでの経緯

学生時代にHonda CBR250R(トリコロール)を買う

私は実家から大学に通っていたのですが、大学は交通の便が良いとはいえないところに立地していました。いちおう朝夕のラッシュ時間帯には臨時便含め3分おきにバスが発着しているものの通常ダイヤでは1時間に3便程度の発着でした。研究や実験科目で遅くなることもよくあり、時間を気にしながら研究に取り組まなければらないのが若干のストレスになっていました。

幸い大学には原付・二輪専用として約2000台が駐輪できるよう整備されていました。実家も車2台、自転車2台に加えてバイクを置けるくらいスペースがありました。バイク通学をするのは自然な環境でした。

ということで1ヶ月半ほどで普通自動二輪免許をサクッと取得し、最寄りのホンダドリームへ直行して、CBR250Rのトリコロールカラー(ABS付)を購入しました。ガラスコーティングオプション, U字ロック, グローブ, フルフェイスヘルメット合わせて約49万円で購入でした。

購入直後のCBR250R(トリコロール)

駐車場料金がめちゃ安い社員寮に住む

大学を卒業後関東のある企業に就職し、3年半ほど横浜市内の社員寮に住んでいました。寮の駐車場料金は車が3000[円/月]バイクが1000[円/月]、自転車が500[円/月]でした。実家付近の車の駐車場が5000[円/月]だったので安いなあと思ったのを覚えています。

強風で横転しているのを発見する

ただ3年目くらいのとき、台風か爆弾低気圧かなにかときだったと思います。バイクが左(サイドスタンド側)に横転して数カ所に傷ができてしまっていまいした。

燃料を満タンに入れていたこともあり、ガソリン漏れもしていました。(正常です;この車種では燃料満タン状態で大きく傾けるとあり得ます)

左ハンドルの傷
カウルの傷
フロントカウルの割れと削れ

幸い自走可能だったので、修理予約してホンダドリームへ持ち込みます。

割れたカウルは交換、削れはパテ埋め・ペイントで対応してもらいました。少し混雑していたので預け期間は約1週間で、修理費総額は約1.8万円でした。

ふだん使っていないことに気づく

その後バイク駐車場付きの賃貸に住んでいました。訳あって引っ越すことになったのですが、駐車場付きとなるとあまりよい物件が見当たらず、物件探しが難航していました。

そのとき気づきました。通学に使っていた頃には1ヶ月で1000Km走っていたのに、就職してから約5年で7000Kmしか走っていないことに!夏暑いし、冬寒いから乗る頻度が減っていたのは事実なのですが、ここまで走っていないとは思いませんでした。

乗りたくなったらレンタルバイクでいろいろな車種に乗れるしいいか、と思って売却を決意しました。

売却するまで

ネットで一括査定買取を申し込む

バイクを売る場合、中古車買取店に持ち込む・出張買取をしてもらうという方法があります。ただ、私はどの業者がよりよいのか判断がつきませんでした。

そこでネットの一括査定サービスに申し込みをすることにしました。現地まで出張してくれてその場で査定・買取までやってくれるので、利用者にやさしいですね。ひとまず、5社に一括査定を依頼します。

電話(鬼着信)に対応する

一括査定の申込みをしたのは夜の8時過ぎだったのですが、申込ボタンをクリックして1分たらずで買取業者から電話です。車両状態のヒアリングや査定日時のアポ取りです。聞くと翌日午前中から出張査定可能とのことで、翌朝10時頃ということで約束をしました。

という電話を1社目の業者としている間に、他社1社からも着信があったようでした。

数分後、別業者から電話です。なんと自宅から車で20分くらいのところに拠点があるので、今から(夜8時半すぎ)でも査定可能とのこと。とりあえず見てもらうことにしました。

その業者が到着するまでの間にすら他社からも電話着信あり、すべて翌日に対応することで約束を取り付けました。やはり何日も対応するのは面倒なので・・・・

結果として申し込みボタンをクリックしてから約30分の間に5社すべてから電話がありました。凄まじい鬼着信でした。。。驚きです。。。

現地で出張査定をしてもらう

まず当日中に1社目の査定です。結果、査定額は10.5万円でした。正確には即決の査定額が10.5万円でした。翌日以降の場合、再度出張の手間があるのでこの額よりは落ちるとのことです。

1社目で即決はせず、翌日以降も査定対応をすることにしました。特に資金繰りに困っているわけではなく、全業者の査定額を見て高いところでいいや、と思っていたので。

業者がかち合い、即席オークション(セリ)に

翌日4社の査定を予定していたのですが、すべてアポを取った時間は異なっていました。これは電話をかけてきたオペレータが他社とバッティングする時間は避けてほしい、と言ったためです。

ただ1社、2社と実際対応しているうちに面倒になってきました。即決査定額も10.5万円, 9.5万円, 10万円と大差のない金額だったというのもありますが。

そして残り2社となったとき、最後の予定だった業者から電話です。「予定より早い到着になりそう」とのことです。残りの2社とも他社とバッティングしても構わないとのことだったので、2社でオークション(セリ)をしてもらうことにしました。

買取額が5割以上アップ

セリをする条件としてこのセリで買った方に確実に売却する、というお願いを業者からされました。セリで勝ったのに買えないというのは業者としても避けたいでしょうし、私も資金繰りに困っているわけでもなかったので、この条件を呑むこととしました。

(なによりも、何社も対応するのが面倒になってきたので)

セリは10分ほどでした。9.5万円から入札が始まり、15万円を超えたあたりで両社ともいったん会社に電話し、一時セリは停止。そこからは1000円刻みで入札がなされ、結果16.6万円での買取となりました。

当日査定にやってきた業者が10.5万円だったので5割以上アップ、最安値9.5万円の業者と比べると75%アップとなりました。これは極端に幸運な事例だとは思いますが、やはり競わせるのが高値買取のポイントなようです。

車両を引き渡し現金を受け取る

落札した業者に車両本体とキー、整備記録簿を業者に渡します。キーはスペアも渡します。250ccなので車検証はありません。業者からは落札価格である16.6万円を現金で受け取りました。私の親は中古車販売も扱う古物商をしていたのですが、やはり現金取引でした。業界の慣習なのでしょうか?



まとめ

高く売るならオークション

手順は次の通り

  • ネットで一括出張査定を申し込む
  • 複数業者を同じ時間に呼ぶ
  • 即席オークション開催

私はこれで、当初の査定額10.5万円から5割以上アップの16.6万円で売却することができました。

手順の注意点

  • 一括査定は直後に電話対応できる余裕のある時間に申し込むこと
    申し込み直後に鬼のように電話着信がある
  • 査定のときにはスペアキーとメンテナンスノートも用意すること
    スペアは純正のものしかスペアと認められないケースもある
  • まともな業者なら、後日名義変更が完了した旨の書類(写し)を送付する
    郵便物は確認すること

悪質な業者に注意

実際に出張してきた業者と話したのですが、出張買取業者の中には悪質な業者が一部いるそうです(彼らも業界の印象が悪くなるので困るのだそうです)。店舗型ではほぼ聞かないようですが。

具体的には次のようなものです。バイクの売却の際にはお気をつけください。

  • この車両には価値がないので0円で引き取る、などと言ってそのまま持って帰ろうとする
    実際には買取価格がつくケースが多い
  • 呼びつけておいて売らないとは何だ、などと即決するよう脅す
    この場合、たいてい業者が提示する即決価格は相場より低い
  • オークションで落札し、他の業者が帰ったあとに値引きをしてくる
    オークション開始前に、落札後の値引きは応じない、やったら売らない等と牽制しておきましょう。

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