この記事を読んでわかること:賃貸物件を内見したときにチェックすべきこと候補
ネットに掲載された物件情報で間取りや設備一覧、費用はわかるかと思います。ただ、実際に現物を見ないとわからないこともあります。画像に写っていない設備、周辺道路や交通量、日当たりなど。
実際に内見したけど、漫然と見ただけではよい物件なのかそうでないのか判断がつきにくいですよね。このエントリーでは内見したときに確認すべきことを列挙します。
事前準備
わざわざ時間を取って内見をするので、事前準備は万端にしたいところです。
家具のサイズを測っておく
今ある家具のサイズを予め把握しておくと、内見時にどのように家具を配置するのか具体的にイメージしやすくなります。たとえば次のようなものです。
- ソファの幅と奥行
- ベッドの幅と奥行
- テーブルやローボード、チェア
- 収納ボックス
当日の持ち物を準備する
- メジャー
3mのメジャーがあるとよいでしょう。ありとあらゆる長さを測ります。 - ボールペン(シャーペン)とクリップボード
不動産屋さんにもらった物件資料に書き込をします。実際の部屋の大きさだけでなくドアの幅、電源コンセントの位置と数、エアコンの位置と向き、照明の位置など。
クリップボードとは、紙を挟んでおける下敷きのようなものです。100円ショップでも売っていますが、なければ下敷きでも代用できます。 - スマホ
電波状況を実際に確認するだけでなく、ネットには載っていない部分の写真を撮って帰宅後に落ち着いて見返します。WiFi付き物件なら通信速度を計測するのもよいです。
事前に確認できるものは不動産屋さんに聞いておく
ネット情報では不明確、書いていないけれども、事前に聞いておけば内見当日までに調べてもらえることもあります。できるだけ質問は事前に、内見申し込みや来店予約のときに送っておくとよいです。
- 電気
電力自由化されましたが、物件によっては一括受電をしていて電力会社を自由に選べないことがあります。契約したい電力会社があるときには、そのような縛りはないか聞いておいたほうがよいです。 - ガス
都市ガスかプロパンガスか確認します。地域によっては単価が数倍異なることもあります。
プロパンガスでも集合住宅やまとめて住宅開発された地域だと集中プロパンを導入していることがあります。集中プロパンだとボンベ建てよりも安く済む場合が多いです。 - インターネット
無料で付いているかどうか、自分が使いたいプロバイダに対応しているかどうか。光回線を引きたいときには対応しているかどうかなど。 - 駐車場・駐輪場
自動車やバイク、自転車を持っている人は停めれるかどうか、追加費用は発生するかどうかを確認します。
内見でのチェックポイント
実際の部屋のサイズ
実際の部屋のサイズを縦横共に測っておきます。壁に沿ってドアまでの距離、窓までの距離も測れるものは測って、物件資料の見取り図に書き込みます。
部屋のサイズが書き込まれている資料もありますが、現状が優先されるため念のため確認しましょう。
電源コンセントの位置と数
部屋(壁)のどのあたりにコンセントがあるのかを見取り図に書き込みます。壁やドアなどの目印を基準にして、具体的に何センチくらいの場所にあるのかも測っておきます。
キッチンや洗面所にあるコンセントは、床からの高さも測っておくとよいです。冷蔵庫や洗濯機を無理なく設置できるかどうか考えるときに必要です。
特にキッチンでは、ガス警報器、冷蔵庫、電子レンジ、トースター、炊飯器など多数の家電を使います。家電をどこに設置できそうかイメージをしながら確認します。
リビングや寝室のコンセントは挿せる数もメモしておきます。在宅勤務をする人は、PCのほかディスプレイやスマホ充電器も同時に使うことがあるので要注意です。
エアコンの設置位置と向き
エアコンを設置場所できる場所をメモします。エアコン付き物件でも追加で付けれる場所があれば見取り図に書き込みます。
内見後、改めて家具の配置を考えるときに地味に役立ちます。
照明器具の位置と数
照明は物件備え付けなのか、自分で設置しなければいけないのか確認します。自分で設置する場合には、その数や位置もメモします。
洗濯機用蛇口とパン
古い物件だと、洗濯機用蛇口の位置が低いことがあります。洗濯機をパンに設置できないということが無いよう、蛇口の位置とパンの大きさは測っておきましょう。
廊下・ドアの幅
冷蔵庫と洗濯機を室内に運び込めるかどうか確認します。
ドアそのものの幅を測るのではなく、ドアを開けたときの通路の幅を確認します。
室内物干し対応
天井から吊り下げるタイプの室内物干しがあれば、どの位置に設置されているのか確認します。
風呂
風呂の設備は色々見るところがあります。が人によっては必要でないものもあるので取捨選択必須です。
- 自動お湯はり機能がついているかどうか
- 衣類乾燥があるかどうか
- 温風・冷風機能があるか
トイレ
温かい便座、ウォシュレットの有無、掃除道具などの収納は十分か確認します。
窓の長さ(高さ)
カーテンのサイズのために確認します。
まとめ
主に室内の設備のチェックポイントを挙げてみました。ここに挙げたものが全てではないので、自分の中で譲れないポイントに優先順位をつけておくとよいでしょう。
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